118650-2FX記事のネタ探しのために検索すると、仮想通貨のビットコインでもFXができるらしいと知りました。

そこで、外国為替証拠金取引のFXとどのように違うのか、調べてみました。 また、少し買いました。
ビットコインを取引できる取引所を片っ端から調べていくと、ゆったり為替が普段接しているFXとは大きく異なると分かりました(ビットコインを取引する場所を「取引所」と言います)。


ビットコインFX :取引の相手方は?

外国為替証拠金取引(FX)の場合、我々の取引の相手はFX業者です。しかし、ビットコインFXの取引所の場合、2種類あります。

(1) 株式取引のように、取引の相手方は別の市場参加者である場合
(2) FXと同じように、業者が取引の相手方である場合

(2)の場合、スプレッドを比較して業者比較ができますが、(1)の場合はその比較ができません。取引に参加している人数が多い取引所ほど、スプレッドが狭いような印象がありました。

ただし、印象だけです。詳細な調査をしていません。


ビットコインFX :先物もあるな・・・

ここではビットコインFXという名前を使っていますが、業者によって表現は様々です。証拠金取引、信用取引、レバレッジ取引・・・。

というわけで、中身はどうなんだろう?と調査しますと、外国為替証拠金取引というよりは日経平均先物にずっと近いルールだな、という取引所がありました。あと、取引の相手方や資金移動の面で見ればFXではなくて株式の信用取引の方が近いかな、という例も。

ビットコインFXという名前で大雑把にまとめるのは扱いやすいですが、その中身は千差万別です。事前に確認が必要でしょう。


ビットコインFX :顧客が借金を背負ったら?

2000年代、問題を抱えたFX業者が複数ありました。今、彼らは消えてなくなっていますが、その中の一つに、「ポジションをすべて呑む」という行為がありました。

今のFX業者は、カバー取引をしています。

例えば、顧客から買い注文が来たら売るわけですが、そのままではFX業者は売りポジションを抱えてしまいます。円安が進んだら損です。そこで、インターバンク市場で買い注文を出すことにより、業者内のポジションをゼロまたはその近辺にします。

こうすれば、相場が大波乱になっても、FX業者は生き残ります。

しかし、ビットコインFXの取引所(または販売所)で、カバー取引していると確認できたのは1社にとどまりました。ゆったり為替は全ての取引所を調査したわけではありません。まだ5つ~6つといったところです。

市場参加者同士が取引する取引所の場合、そもそもカバー取引はできないのでは?という感じがします(できるかもしれませんが)。しかし、高レバレッジで買いまくっていた顧客がいたとして、ビットコイン価格が暴落して巨額の借金を背負って返済しない場合、どうなるんでしょう?

株式の信用取引の場合、レバレッジは3倍です。しかも、各種制度が完備しています。

一方、株よりも圧倒的に値動きが大きいビットコインですが、最大レバレッジは5倍、10倍、20倍という状況です。しかも、法制度は発展途上です。顧客が多額の借金を背負うとき、各社は、その借金の立て替え能力があるでしょうか。

ただ、板情報を見ると、FXのように多額の取引をするのは難しいと思います。1取引で50万円でも大変と思いますので、そこまで神経質になる必要はないかなとも思います。

なお、カバー取引(またはそれに類似する取引)が必須というわけではありません。

例えば、中国大手のOKCoin(オーケーコイン)は、顧客が得た利益の0.2%を手数料として回収しています。そのお金は積み立てられます。ゆったり為替が懸念するような事態になったとき、その積立金を取り崩して取引所を守ります。

このようなシステムがあればOKです。


ビットコインFX :業者が経営破たんしたら、厳しくない?

銀行が経営破たんしても、私たちの預貯金は一定額守られます。FXについては、何億円預けていても守られます。しかし、ビットコインにはその制度がありません。

しかし、新しい業界なので、温かく見守りましょう。そのうち、業界で制度が出来上がってくると思います。


制度構築に関し、FXよりもスピード感が極めて速い

以上のとおり、あれこれと批判じみた内容を書いてきました。しかし、FXがたどってきた道と比べると、ビットコインFXの取引所はスーパー優秀だと思います。

日本では、1998年に個人向けFX市場が開放されました。そして、FXを規制する法律が完成するまでに10年を要しました。その間、数多くの事件がありました。しかし、ビットコインは、個人向け取引ができるようになって間もないのに、もう法律が制定されています。

業界団体も設立され、活発に活動しているようです。悪徳業者が活躍する間もないようなスピード感です。

よって、FXから見て「大丈夫かな・・・」と心配になるような点は、ほどなく解決していくと予想しています。


仮想通貨に関するサイト

ちなみに、ビットコインを始めとする仮想通貨について書いたサイトは数多くあります。そこで、そのなかから、いくつかを紹介します。

1.ビットコインの仕組み:
誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性
かなり長い文章ですが、読破すると仕組みがわかったような気がします。

2.ビットコイン価格などのデータ分析:
Blockchain.info
データ取得には最高でしょ!という感じがしました。

3.仮想通貨の種類や時価総額
http://coinmarketcap.com/
仮想通貨の世界は、奥が深そうです。


ビットコインを少し買ってみた

よく知らなかったビットコインですが、多少分かってきました。そこで、少しだけ買ってみました。板情報(注文状況を示した表)を見ると、FXのような勢いで大きな額を買ったら、取引所が大混乱になりそうな気がします。そこで、少しだけ現物を買いました。

後は、ずっと保有します。1年?5年?10年?・・・分かりませんが、夢は大きく、買い値の5倍~10倍になるまで保有したいなあ、と思います。

ちなみに、買った取引所はビットフライヤーです。ゆったり為替なりの基準で、安全に対する仕組みが最も進んだ会社の一つだと判定しました。


ビットフライヤーを選んだ理由

今まで書いてきた文章の作り方を見れば、ゆったり為替は「安心」「セキュリティ」に重きを置いていると分かります。ビットフライヤーは安全度が比較的高いと考えました。安全のための施策の一部を紹介しましょう。

1 マルチシグの採用

何やら難しそうな単語ですが、要するに、ビットコインを送信しようと思えば、複数の担当者のOKをもらう必要があるよ、ということです。稀に、社員が企業のお金を盗んでFXで・・・なんてニュースが流れてきますが、マルチシグを採用すれば防げます。

2 損害保険を契約

FXだったら、私たちの資金は信託銀行で保管されていますから安心です。しかし、ビットコインにはその制度がありません。ビットコインがハッキングで盗まれたら困ります。そこで、被害に遭った時に備えて損害保険に加入しています。

3 顧客資産の分別管理

FXの世界から見ると、分別管理かよ・・・という感じかもしれません。信託銀行の方が圧倒的に安全だからです。しかし、こういった行動一つ一つの積み重ねが、安全を確保するために大切でしょう。

4 利用予定がない数千万円を、常に準備(バックアッププラン)

ビットフライヤーは、事件等に備えて、通常の取引銀行とは別の銀行に数千万円規模で現金を預金しています。その現金は、普段は使わずに寝かせています。

こういう現金があると、資金効率は悪くなるでしょう。しかし、顧客の信頼を得られるでしょう。特に、ゆったり為替みたいな人から。

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