498592-1チャートを見ながらバックテストするのもいいよ!と書きましたが、そのチャートを「紙に書きながら」バックテストするのも、かなり有効と思います。

その理由は2つあります。

チャートを紙に書くメリット1:チャートの縦軸の大きさが同じ

「チャートの縦軸の大きさが同じ」は、少し分かりづらい表現です。そこで、実際にチャートを見ながら考えます。下は、トライオートFXからの引用です。

米ドル/円(USD/JPY)の日足です。ボックス相場(レンジ相場)だなあ、と分かります。

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そして、下のチャートをご覧ください。同じく米ドル/円(USD/JPY)のチャートですが、全く違う形をしています。特に右側では、いい感じで上昇トレンドになっています。

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しかし、下のチャートで赤枠で囲った部分は、一番上のチャートと同じです。全く違う形に見えます。しかし、同じ値動きを表現しています。

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これが起きるのは、チャート画面いっぱいに為替レートの推移を表示させているためです。一番上のチャートでは、横線は40銭ごとに引かれています。しかし、一番下のチャートでは、150銭ごとに引かれています。

同じ価格変動でも、このようにチャート上で変化が起きます。

同じチャートを見ていても、為替レートの動きによって印象が変わってしまうようでは、バックテストをしたりトレードをしたりするのに不便な場合もあるでしょう。

一方、紙にチャートを描く場合は、そのような変換はありません。

では、ゆったり為替は実際にやったのか?ですが、かなりやり込みました。ブログ「為替王」を読んでいたころ、為替王がポイント&フィギュアを推していました。そこで、各種通貨ペアの過去10年分について、1マスの大きさを数種類準備して、書き込みました。

現在はやっていませんが、かなりの訓練になったと思います。

今では、ローソク足を見れば、紙に書かなくてもポイント・アンド・フィギュアのチャート形状を頭に描くことができます。

チャートを紙に書くメリット2:足を見逃すことがない

チャートを紙に書くメリット2も、かなり有力です。画面に表示されたチャートを見ながらバックテストしていると、見落としが発生しがちです。

しかし、紙に書いていく方法の場合、為替レートを一つ一つ見ながら書いていくので、見落としがありません。その分だけ、正確にバックテストできます。

画面のチャートを眺めているだけでは気づかなかったかも?というような値動きにも、気づける可能性があります。

根性入れてやるぞ!でなければ実行できない

なお、この方法は、本当に気合が入っていないと効果がないと思います。チャートのデータを紙に転記するだけでは価値がありません。転記しながら、一つ一つ考えていきます。

また、イベントがあったときの値動きについても意識しながら転記していきます。軽い気持ちで始めるならば、やらない方が良いでしょう。

ただ単に転記するという場合、「何だこれ!ゆったり為替が推薦していたのに、全然ダメじゃないか!」となること請け合いです。

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