応援ネコここ数日間の豪ドル/円(AUD/JPY)の上昇が目覚ましいです。チャートを確認しながら、その理由を考察しましょう。
最初に、豪ドル/円(AUD/JPY)の日足チャートです。トライオートからの引用です(以下同じ)。しばらくボックス相場をウロウロしていましたが、そこを上方向に抜けてから勢いよく円安になっている様子が分かります。

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そこで、豪ドル/円(AUD/JPY)を2つの通貨ペアに分解しましょう。すなわち、米ドル/円(USD/JPY)とAUD/USD(豪ドル/米ドル)です。

まず、米ドル/円(USD/JPY)の日足チャートを確認しましょう。2016年1月末からの大きな円安を経てからは横ばいで進んでいることが分かります。よって、豪ドル/円(AUD/JPY)の上昇の原因は米ドル/円(USD/JPY)ではないと分かります。

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次に、AUD/USD(豪ドル/米ドル)を日足で確認しましょう。

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AUD/USD(豪ドル/米ドル)は、1月半ばを底にして上昇トレンドができていることが分かります。

2016年1月15日安値: 0.68271
2016年3月4日高値: 0.74421

2か月弱で600pips以上の上昇を達成しています。豪ドル/円(AUD/JPY)の上昇は、AUD/USD(豪ドル/米ドル)の上昇に引っ張られたものだと分かります。

では、AUD/USD(豪ドル/米ドル)の上昇はどこまで続くでしょうか。週足で確認しましょう。

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チャート中に横の破線がありますが、これは上値抵抗線を意味します。昨年8月から形成されていた上値抵抗線を超えたか?という感じに見えます。

この間に蓄積された相場エネルギーが上方向にしっかり発散されるシナリオを考えますと、まだ上昇余地はあると思います。

というわけで、豪ドル/円(AUD/JPY)に戻りますと、米ドル/円(USD/JPY)の値動きが気がかりではありますが、まだ円安になる力は残っていると予想しています。

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