featured-imageおそらくはトルコリラ円の円高を契機にして、米ドル/円も円高になっています。

そこで、米ドル/円の円高目途を確認しましょう。

トルコリラ/円の円高と米ドル/円

世界の外為取引全体から見れば、トルコリラは極めて小さい通貨です。吹けば飛ぶような、という表現は書きすぎですが、シェアはとても小さいです。

そのトルコリラを契機にして、米ドル/円が円高に進んでいるように見えます。簡単に考えると、理由は少なくとも2つあるように思います。

理由1:日本のFX市場

日本の個人向けFXは、世界全体から見ても取引が活発です。その日本では、トルコリラ/円の取引が多いです。トルコリラ/円で個人が大きな痛手を負うと、その個人は他のポジションも閉じて取引から撤退する可能性があります。

すなわち、円高圧力が高まります。

この撤退戦につきましては、別記事「トルコリラ円相場が消滅する場合をシミュレーション」で考察しています。

理由2:いわゆるリスクオフ

何か事件等があれば、内容は脇に置いて、とにかく円買いしておけばOK(円高になるから)という状況が続いています。リスクオフという表現が使われることもあります。

今回も、とりあえず円買いしておけばOK!という流れで多くの人が円買いしている可能性があります。

米ドル/円のチャート分析

では、米ドル/円はどこまで円高になるでしょうか。週足チャートで確認しましょう。セントラル短資FXからの引用です。

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米ドル/円はペナントを形成し、その後円安方向に抜けていきました。この場合、そのまま円安方向に進むのがメイン予想です。しかし、実際は値動きが違います。

このあたりについては、別記事「ペナント離脱後の米ドル/円の推移を確認【2018年7月】」で記事化しています。

状況は、リンクの記事からあまり変わっていません。今まで上値抵抗線として機能してきた補助線が、今は下値支持線として機能しています。このため、円高方向に大きく進むことをメイン予想としていません。

メイン予想は、円高が落ち着いたら再び円安へ推移です。

下値支持線が破られて円高になる場合は、もう一つの赤線(補助線)が下値支持線になります。106円~107円くらいになるでしょうか。そこも破られると、次は105円です。そして、100円に強力な下値支持線があります。

ゆったり為替の米ドル/円取引

では、ゆったり為替は米ドル/円をどのように取引しているでしょうか。何年も当ブログをご覧いただいている皆様はご存知かもしれませんが、ゆったり為替は「米ドル/円=50円台」を警戒しつつ、長期的に買うトレードをしています。

80円割れを目指す展開を、じっと待っています。80円割れで、しっかりと買う予定です。

よって、110円台は超円安であり、取引数量は小さいです。また、米ドル/円では月足トレードを主としているため、取引頻度も小さいです。

振り返りますと、以下の通りです。

2016年:
米大統領選挙に至るまで、円高になるたびに少しずつ買い。その後、円安になってOK。ここまでは予想通り。ただし、年末に至り、円高になる臭いを感じました。そこで、117円で全部確定決済しました。

2017年:
再び、円高になるたびに少しずつ買いました。

2018年:
先週、円高の臭いを感じて、再び利食いしました。その後、円高で買うプランの再開を模索しています。

月足なので、取引回数は少ないです。また、米ドル/円=50円台を想定しているので、取引数量も小さいです。しかし、利食いはできています。チャート分析の結果と、取引内容は必ずしも一致しません。

チャート分析と取引は別物です。同一視すると、厳しい戦いが待っているように思います。