447872-1ゆったり為替は、FXよりも仮想通貨の方が、稼ぐのが簡単だと感じていました(最近は変わってきましたが)。

その理由を考察します。

なぜ稼ぎやすい(稼ぎやすかった)か

なぜ、FXよりも仮想通貨の方が稼ぎやすい、すなわち利食いしやすいと感じたのでしょうか。仮説が一つ思い浮かびました。

仮説:仮想通貨にはプロがいない(いなかった)

この仮説の意味は、以下の通りです。完全正解ではないでしょうが、間違っているともいえないと思います。

FX市場の場合

FXは巨大な取引市場です。高性能コンピュータと優秀な人材を揃えた機関投資家が活躍しています。また、極めて有能なトレーダーも活動しています。

FX市場は、純粋にお金の交換をします。取引するとパイが大きくなるわけではありません。

例えば、AさんとBさんが100万円ずつ資金を出して、2人だけの相場で損益を争うとします。Aさんが勝てば、Bさんが負けます。Bさんが勝てば、Aさんが負けます。そして、取引後のAさんとBさんの資金を合計すると、200万円のままです。

この関係は、取引参加者が多くなっても同じです。

すなわち、機関投資家やスーパートレーダーが大きく勝ち続ける場合、それだけの資金を出す負け組が必要です。

そして、大きく勝ち続けることは可能ですが、負け続けることはできません。資金が底をついてしまうからです。このため、負け組は退場します。しかし、機関投資家等は勝ち続けるので、次の負け組が必要です。

こうして、大きく勝つ少数の勝ち組と、その他の圧倒的な数の負け組が形成されます。

ゆったり為替は、機関投資家等に叩きのめされないように逃げ回りながら、少しずつお金を拾い集めているイメージです。ゆったり為替には、残念ながらスーパートレーダーの能力はないようです。確実に資金を成長させることに注力しています。

仮想通貨の場合

一方、仮想通貨市場は、規模が小さすぎて機関投資家の参入余地がありませんでした。また、新しすぎるがゆえに、株などのような取引の安全性もありません。このため、機関投資家がいませんでした。

スーパートレーダーは存在したかもしれませんが、1取引1億円という感じで売買するのは難しかったと思います。市場規模が小さいので、一度に1億円も売買してしまうと、自分自身の売買が原因で価格が飛んでしまうからです。

すなわち、資金を一方的に回収する怪物的存在が極めて少ない、ということになります。ゆったり為替にとって、とても良い状況です。

逃げ回る必要がないからです。資金を拾い集めることに注力できます。

よって、利食いしやすいと感じていたのだろうと思います。ただし、この状況でも、負け組はやはり負け組です。とはいえ、機関投資家等の巨大な存在がいないので、FXよりは勝ちやすかっただろうと予想しています。

状況が変わってきた

ただし、この状況は変わってきたように思います。具体的には、ビットコイン先物の誕生です。機関投資家が参入しやすくなりました。ビットコインの現物市場は、先物取引の影響を大きく受けているように見えます。

よって、ゆったり為替は、既に姿勢を転換しています。

すなわち、「資金を拾い集めることに集中」から、「機関投資家等から逃げ回りつつ、少しずつお金を拾い集める」への転換です。FXと同じ姿勢です。

ゆったり為替は、相場価格が上昇しようが下落しようが、どちらでも構わないというトレードを展開しています。そこで、2017年12月以降の大幅下落局面でもダメージはありません。しかし、機関投資家の参入は、ダメージが大きいです。

目に見えない巨大な相手に踏みつぶされないように注意しながら、生き残っています。