447870-1相場の世界に身を置いていると、ゆったり為替の周囲には、相場に参戦している人が多くなってきます。まさに「類は友を呼ぶ」という感じです。

もちろん、全員が勝っているわけではありません。話を聞いていると、勝っている人とそうでない人の間で、使う言葉に違いがあることに気づきます。今回は、その違いについて考察します。

勝てない人に見られる傾向

話を聞いていると、「ああ、彼(彼女)は勝っていないんだな」というのは比較的容易に分かります。謙遜して「いやあ、勝ってないですよ」という感じでなく、負けて悔しそうだからです。負けてうれしい人なんていません。

じっと主張を聞いていると、あることに気づきます。「自分でない誰かが悪い」と主張していることです。

穏やかな言葉、ののしる言葉、色々あります。どの言葉を選ぶかについては、その人の怒りの度合いや性格などにもよるでしょう。しかし、自分でない誰かに責任を負わせたいという感情が見えてきます。

・上昇すると思ったのに、相場が急変したのが悪い
・あのブログに「×××」と書いてあったのに
・あの有名人が「・・・」と言ったから買ったんだ

そこに、「自分の判断が誤った」という視点はありません。

勝つ人の傾向

一方、概ね勝っているんだろうな、という人の傾向も、何となく共通点があります。「他人の批判をしない」ということです。

会話をしていて、少し意地悪く第三者を批判しやすい質問を投げかけてみたことがあります。そのような場合でも、サラリとかわして決して他人を批判しません。「この人は本物(勝っているトレーダー)だな」と分かる瞬間です。

そのような人の言葉は、傾聴するに値します。ただし、本当のことを言っているかどうかは分かりません。トレードは、他人のお金を奪い合う戦争です。「誠実」であることは必要ですが、「お人よし」ではいけないでしょう。

よって、ゆったり為替は、自分の軸を決して揺るがすことなく話を聞きます。

使う言葉で、成績に差が出る理由

では、(ゆったり為替の周囲に限った話かもしれませんが)勝っている人とそうでない人の間で、このような比較的顕著な差が出るのはなぜでしょうか。ゆったり為替の予想は、以下の通りです。

責任の所在を他人に置くと、問題を解決できない

トレードで、損してしまったとしましょう。そして、損した原因を「ある著名人の特定の発言」にしたとしましょう。この場合、この問題を解決する方法はありません。なぜなら、責任の所在は他人にあるので、改善しようがないからです。

たしかに、その著名人の相場観は間違ったかもしれません。しかし、その相場観に従ってトレードするように強要したわけではないでしょう。

1 あるメディアを選んで、視聴した
2 その視聴した中に、その著名人の発言があった
3 その発言を見聞きして、採用することに決めた
4 実際にトレードした

以上のプロセスを経ているはずです。特定のメディア(テレビ番組やホームページなど)を選んで視聴したのは、トレードした人自身です。著名人の発言を聞いて賛同したのも、取引しようと決めたのも、実際に取引したのも、全て自分の自発的行為です。

強要されていないはずです。

視点を変えてみる

「このプロセスのどこかで、自分の行動に誤りはなかったか?」と考えられれば、他人の問題ではなく自分の問題になります。

・選択したメディアがマズかったのか
・著名人を信頼したのがマズかったのか
・そもそも、自分の知識が不足しているのか

自分の問題になれば、解決の糸口が見えてきます。なお、明らかな犯罪被害に遭ってしまった場合は、その責任について、もちろん追及するでしょう(ゆったり為替も、追及すると思います)。しかし、その場合でも、以下の内容を検討できるでしょう。

・事件で資金を失ったが、それでも継続してトレードできる資金を確保できているか
・その事件に巻き込まれてしまった理由は何だろうか
・事件を見抜けなかった理由は何だろうか
・その分野に関する自分の知識は、十分だっただろうか

被害を受けた投資分野について、自分の知識レベルを問いただしたり、資金管理は適切だったかを見なおす機会にできます。

全て自分の責任にするという意味ではありません。「全て他人の責任」にしてしまうと、成長のチャンスを失うということです。この積み重ねが、勝つ人と負ける人の差につながってくるのかもしれません。