featured-image取引所大手のコインチェックから、仮想通貨ネム(XEM)が盗まれてしまいました。

これに伴い、リスク管理に注目が集まっていることでしょう。そこで、ゆったり為替の仮想通貨に関するリスク管理をご案内します。

前提:仮想通貨のリスクは、FXよりも高い

取引を始める前提として、仮想通貨はFXよりもリスクが高いです。例えば、資産(証拠金や仮想通貨)が盗まれる可能性は以下の通りです。

FX: 預入証拠金が盗まれる想定は、ほぼあり得ない
仮想通貨: どれだけ頑張っても、常に盗難リスクあり

この、「どれだけ頑張っても」盗難リスクがあるというのが、少々厳しいです。また、業者による顧客の資産管理方法の違いは、以下の通りです。信託保全と分別管理では、安全度はかなり違います。

FX: 信託保全
取引所: 分別管理

ただし、ビットポイントは信託保全を導入しています。これが特徴でしょうか。取引所の中では、ビットポイントの安全度が優秀かな、と思います(ただし、仮想通貨は信託財産にできない模様です。金銭を信託保全しています)。

ゆったり為替のリスク管理

以上を踏まえて、ゆったり為替の仮想通貨に関するリスク管理は、以下の通りです。

1 投入金額

仮想通貨に投入している金額は、FXの10%未満です。ゆったり為替の仮想通貨に関する知識が発展途上だという事実に加え、損益以前に盗難リスクがあるので、多額の資金を取引所に入金できないという姿勢です。

ゆったり為替が経験豊富ならば、FXの10%未満という額でなく、もっと大きな資金を投入できるんだろうと思います。経験値は、取引を繰り返すことで徐々に得るしかありません。

2 利用する取引所数

また、投入する資金は分割し、複数の取引所に入金しています。一つの取引所で事件・事故があっても、大半の資金は生き残るという設定です。

コインチェックにも、少し入金していました。他の取引所では売買が難しい仮想通貨を買うためでしたが、この資金はなくなったものと考えています(心の中で減損処理済み)。返還されたら、心の中で復活処理です。

(起きてほしくないと思いつつ)何か事件・事故が起きることを想定して、資金を分散していました。よって、想定済みの事態が発生したので対応可能という扱いです。

ゆったり為替は、可能性が0.1%でもあれば「その事件事故発生率はゼロとは言えないから、準備しよう」という姿勢を採用します。

FXでいえば、米ドル/円(USD/JPY)=50円台は実現してほしくないと思いつつ、可能性はゼロでないから、それに備えようということです。実際に、米ドル円=50円台に備えたトレードをしています。

3 レバレッジ取引をしない

本来ならば売りの取引をしたいところですが、取引所のサーバーは発展途上です。平常時は特に問題ありませんが、非常時でもFXのような快適な約定を見込むには時間がかかると考え、現物取引だけ実行しています。

ただ、比較対象がFXというのは厳しすぎるかもしれません。FXと仮想通貨では、歴史が違います。金商法が施行される前、FX業界では様々な事件事故が発生してきました。それを乗り越えて、現在があります。経験値が違うという表現でも良いかもしれません。

とはいえ、ゆったり為替はFXを主戦場としてきましたので、FXを基準として考えています。その上で、取引所の歴史の浅さに対して寛容な姿勢を維持しています。

金商法施行前のFX業界は、かなりひどい状況が散見されました(FX業者がひどい犯罪行為を働くという事例もありました)。それに比べれば…という感覚も、少しあります。

それくらい、昔のFXはキツイ状況がありました。

4 仮想通貨価格がゼロ円になっても損しない

そして、仮想通貨価格がいきなりゼロ円になっても損しない状態を、急いで達成します。実際に実現したわけですが、その後は超保守的なトレードに徹します。

仮想通貨がいきなりゼロ円になっても損しないとは、すなわち、仮想通貨が盗まれても損しない状態になっているということです。

「億り人」のような夢のある世界には行けませんが、確実度重視です。