450266-1ビットコイン相場の天井がなかなか見えません。

そこで、日経平均株価の歴史的高値付近の値動きを確認しましょう。歴史的高値付近では、上昇から下落に転じる際に何か特徴が出るでしょうか。

ビットコイン相場の考察なので、本来ならば過去のビットコインの歴史的高値で分析したいところです。しかし、歴史的高値は今なので、分析が難しいです。よって、相場という意味では同じということで、日経平均株価にします。

最初に、1989年10月から1990年3月までの日経平均株価の推移を確認しましょう。12月まで上昇トレンドで史上最高値を記録し、年明けから下落トレンドになっていることが分かります。

日経平均株価-1

上の期間ではよく分からないので、1989年11月~12月の様子を見ましょう。すなわち、天井を付ける直前の値動きです。

歴史的高値を付けるときの値動きには、何か特別の動きがあるでしょうか。

日経平均株価-2

上の日足チャートを見て、何か見えるでしょうか。上昇トレンドなので、右肩上がりです。陽線が多いですが、それは上昇トレンドなので不自然ではないと思います。とはいえ、陰線の割合がかなり少ないように見えますので、それが特徴なのかもしれません。

なお、11月初めと12月半ばに押し目があります。押し目とは、上昇トレンドの中の一時的な下落を言います。これがあるため、インジケーターによっては高値警戒を示しつつも、過度に上昇していてリスクが高すぎると警報を出していなかったかもしれません。

価格水準が3万円台後半で歴史的高値です。よって、この数字を見て高値警戒だと言えますが、チャート形状だけを見て、翌月から下落に転じると判定するのは困難なのでは?と思います。

次に、1989年12月~1990年1月の様子を見ましょう。

日経平均株価-3

お正月を過ぎて、「今年も株価は上がるかな?ウキウキ」という状態だっただろう市場関係者の期待を、見事に裏切る値動きです。お正月気分は一気に吹き飛んだかもしれません。

上昇と下落の値動きを比較しますと、一般的に言われるパターンそのままになっています。

・上昇するときは、ゆっくり
・下落する時は、はやい

この下落で、買いで勝負した人は少なくないと予想できます。今まで何年も上昇を繰り返してきました。1987年のブラックマンデーの急落を経験しても、株価は復活しました。

1月半ばに上向きのピンバーがあります。そして数日上昇しています。押し目だと考えて買うのは、おかしくありません。損切りは適切に実行する必要がありますが。

1990年1月の段階で、「株価は変に見える」ことは分かっても、既に歴史的高値を過ぎ10年以上低迷することになる、と予見するのは困難です。

こうして相場を見てきますと、「歴史的高値を確実に予見するのは不可能か、極めて困難である」ということが分かります。

ゆったり為替は、仮想通貨で臆病なほど保守的なトレードをしています。いきなりビットコイン価格がゼロ円になっても、損しない状態を保てるように心掛けています。

今年、ビットコイン価格は10倍になりました。この波に完全に乗れた人から見れば、「ゆったり為替はトロいなあ!」となると思います。この波に乗って大きく稼げたのは、とても素晴らしいです。

ただ、トレードで損ばかり繰り返してきたゆったり為替としては、儲けることよりも損しないことの方が大事という姿勢です。日経平均株価のチャートで確認しました通り、歴史的天井を事前に予見するのは極めて困難です。

今すぐ天井を付けて下落に転じても大丈夫。そのようなトレードを心掛けています。