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GBP(ポンド)

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャートと値動きの特徴

2015年9月24日

ポンド豪ドル(GBPAUD)は、多くのFX業者で取引できます。そして、その値動きには特徴があって興味深いです。

そこで、長期チャートから日足チャートへと順に移りながら、特徴を確認しましょう。

ポンド豪ドル(AUDGBP)の長期チャート

最初は、月足チャートです(セントラル短資FXから引用。以下同じ。)。1984年以降の表示ですから、とても長期です。

パッと見て気づくのは、ポンド豪ドル(GBPAUD)はレンジになっているかも?という点です。

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャート

安値は1.35くらいで、高値は3.00くらいといった感じです。下のチャートに赤線を引いてみました。

確かに、レンジに見えそうな気がしますが、その範囲はとても広いです。値動きの範囲が1.65ということは、16,500pipsくらいです。

こんなに広く動いているのにレンジだと表現するのは、少々無理があるかもしれません。

しかし、ポンド豪ドルが1.35~1.4台まで下がってきたら、反発を狙えそうに見えます。

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャート

上のチャート表示期間は35年近くありますので、少々見づらいです。そこで、2007年以降に絞ってみましょう。

長期チャートその2

すると、意外にと言いますか、ポンド豪ドル(GBPAUD)はトレンドがはっきりしているんだなあ、と分かります。

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャート

左側で、大きな上ヒゲが見えます。これは2008年のリーマンショック前後の値動きです。よって、この部分は異常値として脇に置きましょう。

すると、年単位でトレンドになっていると分かります。

  • 2007年~2013年:下落
  • 2013年~2015年:上昇
  • 2015年~2016年:下落
  • 2016年~:上昇

トレンドが継続する期間には差がありますが、年単位で同じ方向に動いたことが分かります。それも、比較的はっきりと。

これは、トレードを考えるうえで重要な点でしょう。さらに書くと、1回のトレンドで動く距離が、とんでもなく長いです。

  • 2007年~2013年:10,000pipsくらい
  • 2013年~2015年:8,000pipsくらい
  • 2015年~2016年:7,000pipsくらい
  • 2016年~:(継続中で不明)

これだけ大きく動くなら、取引数量はわずかでも、しっかりした額の利食いができそうです。

ポンド豪ドル(GBPAUD)の週足チャート

次に、週足チャートで確認しましょう。

月足チャートで、はっきりしたトレンドが出やすいと分かりました。週足チャートでも、それを反映した値動きになっています。

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャート

上下動しながらも、上方向に継続的に動いていることが分かります。

ということは、日足でトレードしていて、「日足も週足も下落に転じたように見えるから、売ってみよう」とやると、大間違いになる可能性があります。

短期間の取引ならば、売りでもOKでしょう。しかし、ポジション保有期間がある程度長い場合は、月足チャートの確認が欠かせないと言えそうです。

下値支持線と上値抵抗線

上のチャートに赤の補助線を付けたのが、下のチャートです。上値抵抗線と下値支持線です。

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャート

チャートの左側に、実線で赤線を引きました。この部分で、値動きの上限と下限を判断可能です。あとは、ポンド豪ドル(GBPAUD)がこの範囲で動くことを想定して、取引開始です。

基本は上昇トレンドなので、買いを中心に狙うことになるでしょう。

ポンド豪ドル(GBPAUD)の日足チャート

さて、日足チャートに移りましょう。

月足チャートの場合、トレンドが比較的簡単に分かりました。しかし、日足チャートだと、結構難しいことが分かります。

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャート

上のチャートは、過去の値動きを見ています。

よって、「この範囲は上昇」とか「ここは下落だよね」と簡単に分かります。しかし、これからトレードするとなったら、ドキドキの展開なのでは?と思います。

縦軸のメモリが、日足なのに200pipsごとに引かれています。これだけでも、ポンド豪ドル(GBPAUD)はいかに値動きの大きい通貨ペアなのかが分かります。

ゆったり為替がこの値動きでトレードを狙うなら、下の通りです。赤丸で売りです。

ポンド豪ドル(GBPAUD)のチャート

ただし、週足や月足のチャートで確認しました通り、このチャートを掲載した時点では上昇が優位です。

日足で下落を示したからといって、実際に売れるか?です。ゆったり為替は、おそらく取引を見送ると思います。週足や月足で上昇なので、日足も上昇の場面を狙います。

値動きの特徴のまとめ

最後に、ポンド豪ドル(GBPAUD)の値動きをまとめてみます。

  • 値動きがとにかく大きい
  • 月足で見ると、年単位でトレンドがはっきりと分かる

実際のトレードで月足を見ている人の割合は、とても少ないのでは?と思います。しかし、ポンド豪ドル(GBPAUD)については、月足を見た方がいいよ!と言えそうです。

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