歌舞伎ネコ8月後半の豪ドル/円(AUD/JPY)やトルコリラ/円(TRY/JPY)などの下げはかなりきついものがありました。 

ゆったり為替はこのような相場でどのように行動するかをご紹介します。

大暴落に際してのゆったり為替の行動

大暴落に際してのゆったり為替の行動:
事前に作ったプラン通りに動く。新たに考えて、目の前の相場でサーフィンしようと試みない。

ゆったり為替は、瞬発力を要求されるトレードが得意ではありません。そこで、事前に考えて行動することになります。

実際に暴落が発生したら、事前に考えたプランとの差がありますから、その差を埋めるように調整しながらトレードを試みます。

「さあ、大事件です!どうしますか?」

このようにいきなり聞かれても、まともな思考ができません。
・ 情報が錯そうしている
・ いつもよりも冷静さが失われている
・ 値動きが大きくて速い
・ レートが飛んだり、スリッページなども頻繁に発生
・ 状況を大きく変えるニュースがやってきて、次の瞬間には相場状況が変わっている

嵐の中でサーフィンするようなものです。世界チャンピオンを狙うような腕前でないと、自由自在にサーフィンできないでしょう。

そこで、事前に考えて、そのプランに従う。ゆったり為替の場合、それしかありません。

成功例と失敗例

上の方法で行動すれば、いつも成功するか?・・・残念ながら、成功しないこともあるでしょう。というのは、ゆったり為替の場合、一人で投資行動を考えているからです。

成功例と失敗例を下に紹介します。


成功例: 超円高時に、米ドル/円(USD/JPY)を全力買い

リーマンショック後の2010年代初頭は超円高時代でした。USD/JPY=50円台もあり得るか?と騒がれていた時代ですが、ゆったり為替はUSD/JPY=80円前後でUSD/JPYを全力買いしました。

あとは、待つだけ。

日銀の市場介入後の値動きが残念な状況でも、USD/JPY=75円になって「うっ!」な状況でも、ひたすら待ちました。そして、その後の成功につながりました。

実際には、USD/JPY=50円台が達成されても大丈夫なように資金管理しながらトレードしました。


失敗例: EUR/CHF=1.20あたりで売りを仕掛けていなかった

ゆったり為替はEUR/CHF=1.20の防衛ラインがあることを利用して、EUR/CHFを買っていました。そして、細かく利益を確定していました。

しかし、その後の推移は皆様ご存知の通りです。

ゆったり為替が極めてラッキーだったのは、スイス国立銀行(スイスの中央銀行)がEUR/CHF=1.20を維持するのをヤメまーす!と宣言したのが木曜日だったということです。

あらかじめ設定していたロスカット注文が有効に機能して、損失を限定できました。

しかし、極めて大きな政策変更がなされる曜日は、土日であることが少なくありません。

仮に、スイス国立銀行の政策変更発表が土曜日だったら?・・・月曜日は巨大な窓が開いたことが簡単に想像できます。その場合、ロスカット注文と実際の約定値に極めて大きな差が出てしまうことが、ほぼ確実な情勢でしょう。

よって、本来ならば、こうすべきだったと思います。
1 通常のロスカット注文を出す。 これに加えて、
2 巨大な窓に備えて、EUR/CHFを売っておく。

1はできたのですが、2をしていませんでした。結果オーライだったとはいえ、ゆったり為替がFX市場から退場せざるを得なくなりうる、大きな失敗をしていたということです。

「土日に政策変更があれば、月曜日は巨大な窓だ」・・・これは認識していました。スイスショック前のブログ記事にもその旨の記事を書きました。しかし、実際のトレードに反映されませんでした。

なぜか?

良く分かりませんが、スイス国立銀行を過度に信用していたということでしょう。

EUR/CHF=1.2のラインの設定期間は何年にも及びました。このためEUR/CHFを何年もトレードしており、既にある程度の資金増に成功していたいう状況が影響したのかもれません。成功による慢心です。

さらっと書いていますが、自分で自分を殺しかねない失策でした。

よって、以前の記事「FX専業トレーダーの心理とは?実際はこんなものです。」は今も有効に生きています。

→ 専業トレーダーをしていて、最高に素晴らしいこと(上)
→ 負けから復活するために必要な利益率はとても高い
→ FXでどうしても勝てないですが、どうすればいいですか?
→ FXで負ける理由(教育編)