今まで3回にわたって、トラッキングトレードでボックス相場を攻める方法を考察してきました。

今回から、トレンド相場を攻める方法を考察していきましょう。 

トレンド相場とは


トレンド相場の定義は、先のボックス相場の第2回記事で説明した通りです。ここで改めて確認しましょう。

201507トラッキングトレード:上昇トレンド

これは典型的な上昇トレンドです。直近高値Cは、その前の高値Aよりも高いです。そして、直近安値Dは、その前の安値Bよりも高いです。下落トレンドは、この逆となります。

もちろん、これ以外の上昇トレンドというものもあるのですが、全てのパターンをここでご紹介することはできません。そこで、この典型的なパターンでのトラッキングトレードの使用方法を考えます。

取引開始のタイミング


取引開始のタイミングは、上昇トレンドを確認できたときです。下の図の点Eです。

201507トラッキングトレード:エントリー


点Eは、その前の高値点Cよりも高値の点です。この位置で取引を開始すれば、上昇トレンドは継続中という判断になります。では、点Cよりも低い点で取引を開始してはいけないのでしょうか。

回答としては、取引しても良いということになります。しかし、ゆったり為替ならば取引しません。なぜなら、先のボックス相場の記事でご紹介したような図になり得るからです。下の図をご覧ください。

201507トラッキングトレード:ボックス相場

点Eは点Cよりも円高です。さらに円安になることを期待したのですが、点Cよりも円安になる前に反落してしまったとします。この場合、上昇トレンドの定義から外れてしまいます。すなわち、高値掴みをしてしまった可能性があります。

想定変動幅


そこで、上昇トレンドを確認してから取引を始めます。では、トラッキングトレードで取引するための想定変動幅をどれくらいに設定しましょうか。それを考えるために、簡単で使い勝手の良いチャート分析があります。下の図をご覧ください。

201507トラッキングトレード:想定変動幅

これは上昇トレンドのチャートです。初めに、ある一定幅Aの大きさだけ円安になったとします。そして、少し反落しました。次に再び上昇に転じるときは、この図ではBの大きさだけ円安になっていますが、このAとBの大きさは同じになるというチャート分析です。

このチャート分析方法を使えば、想定変動幅を計算するのは簡単です。では、次回の記事で実際の値動きを使って計算しましょう。

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→ トラッキングトレードで攻める(ボックス相場はこうやって見極めるべし!)(第2回/全6回)
→ ボックス相場が終了するとき、どのようにトレードしようか(第3回/全6回)
→ トレンド相場の想定変動幅と損切り位置は?(第5回/全6回)
→ トラッキングトレードの特徴をバッチリ説明します!(第6回/全6回)