トラッキングトレードを検索して当ブログにたどり着いた、という読者の方が多くいらっしゃいます。

そこで、トラッキングトレードに注力した記事シリーズをお送りします(全6回の予定)。今回からしばらく、ボックス相場についてお送りします。 その後、トレンド相場について考察します。

裁量トレードとトラッキングトレード


ボックス相場とは、下のチャートのように、同じ価格帯で為替レートが行ったり来たりする状況です。

201507トラッキングトレードUSDJPY

よく見ると、ボックス相場の上の端や下の端はいつも同じ為替レートではないのですが、そこまで正確さを要求しません。ざっくり眺めて、おおよそ同じ範囲を動いていれば、ボックス相場だと判断します。

上のチャートは、2014年12月から2015年4月末までのUSD/JPYの日足チャートです。概ね同じ範囲で5か月近く推移しており、この値動きはボックス相場ということができます。

よく見ると、2015年2月までの安値は116円くらい、それ以降の安値は118円台です。このため、ボックス相場の範囲は時期によって異なりますが、このような状況でもボックス相場と呼びます。

このような相場の場合、大きな値幅を狙ってトレードするような方法、例えばポジショントレードで勝負するのは辛いかもしれません。一方、トラッキングトレードは、このような相場が得意です。


取引設定はシステムに半ばお任せですが、設定してみた結果、以下の通りになったと仮定します。

121.00円の買い
120.50円の買い
120.00円の買い
 ・
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117.00円の買い

すると、取引を開始すれば、あとは相場を読む必要がありません。システムが自動的に取引を続けてくれます。あるレートで新規に買い、別のレートで決済できたら、再び元のレートで新規に買い・・・これを繰り返してくれます。

結果として、スイングトレードやポジショントレードよりも多くのトレードを実行できるでしょう。

しかも、スイングトレードやポジショントレードなどの裁量トレードは、トレードをするたびに考えることがたくさんあります。また、様々な感情が渦巻きます。

(1) いつ取引を開始すべきか
(2) ドの通貨ペアを選ぶべきか
(3) 買いで始めるべきか、いや、売りで始めるべきか
(4) どの為替レートで取引を開始すべきか
(5) どのような方法で取引を開始すべきか(成行、指値等)
(6) 利食いと損切りはどのレートに設定すべきか
(7) 設定した利食いレートにまだ達していないけれど、途中で決済して利益を確定したくなったとき、決済しないで耐えなければならない
(8) 逆に、含み損があるとき、「なんとか復活してくれ・・・」などと考えてしまう。

精神的なトレーニングも積んだ後、もう上のような思考や感情に惑わされることなく淡々とトレードできるならば良いのですが、そうでなければ、とにかく疲れるトレードになるかもしれません。

また、働きながら、学校に行って勉強しながらトレードするという人が多いだろうことをあわせて考えますと、このような疲れるトレードを継続的に続けることは難しいかもしれません。

しかし、トラッキングトレードでは上のような感情とは無縁でいることが可能です。取引開始時に一生懸命考えて、トレードを開始した後はのんびり構えましょう。

今回はボックス相場の概略を説明しましたので、少々つまらなかったかもしれません。次回、ボックス相場の攻め方を本格的に考察します。

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→ トラッキングトレードの特徴を解説!メリットとデメリットは?

→ トラッキングトレードで攻める(ボックス相場はこうやって見極めるべし!)(第2回/全6回)
→ ボックス相場が終了するとき、どのようにトレードしようか(第3回/全6回)
→ トラッキングトレードでトレンド相場を攻める!(第4回/全6回)
→ トレンド相場の想定変動幅と損切り位置は?(第5回/全6回)
→ トラッキングトレードの特徴をバッチリ説明します!(第6回/全6回)