8月の米ドル円(USD/JPY)は円安になるでしょうか。あるいは、円高になるのでしょうか。

事前に把握することはできませんが、過去の実績を調べることはできます。そこで、過去10年について調べました。 

過去10年(2005年~2014年)の8月のUSD/JPYは・・・

円安 : 5回
円高 : 5回
円安になるときの平均値 : およそ190銭
円高になるときの平均値 : およそ170銭
合計 : 円安方向におよそ140銭

7月に引き続き、8月もUSD/JPYは面白くない展開という結果が出ました。円安確率は50%、円安円高どちらに動くにしても、その値動きは小さいです。しかし、イメージとしては8月は注意を要する月です。

その理由はお盆を挟んでいるからでしょう。日本の企業が一斉にお休みになる時期ですので、外貨取引が少なくります。その状況で比較的大口の取引があると、値動きが激しくなる可能性があります。

ただし「比較的大口の取引があると」という条件付きです。閑散なまま時間がすぎると、値動きもあまりないということになるかもしれません。上のデータは、それを示している可能性があります。

同じ傾向が、過去20年間にも該当するかどうかを確認しましょう。

過去20年(1995年~2014年)の8月のUSD/JPYは・・・

円安 : 12回
円高 : 8回
円安になるときの平均値 : およそ150銭
円高になるときの平均値 : およそ310銭
合計 : 円高方向におよそ610銭

過去20年を見ると、円安になる確率が3分の2、しかし、円高に動くときは円安の場合よりも2倍以上という結果が出ました。

「8月は円高になりやすいような気がする」という記憶や印象をお持ちの方は、8月にドカンと大きく円高になったときの記憶またはデータの印象が強いということなのかもしれません。

→ 米ドル円・ポンド円:毎月の特徴を直接トレードに生かせないか?
→ 1月の米ドル円(USD/JPY) (円安4回、円高6回)
→ 2月の米ドル円(USD/JPY) (円安8回、円高2回)
→ 3月の米ドル円(USD/JPY) (円安4回、円高6回)
→ 4月の米ドル円(USD/JPY) (円安5回、円高5回)
→ 5月の米ドル円(USD/JPY) (円安6回、円高4回)
→ 6月の米ドル円(USD/JPY) (円安4回、円高6回)
→ 7月の米ドル円(USD/JPY) (円安5回、円高5回)