6月の米ドル円(USD/JPY)は円安になるでしょうか。あるいは、円高になるのでしょうか。

事前に把握することはできませんが、過去の実績を調べることはできます。そこで、過去10年について調べました。 

過去10年(2005年~2014年)の6月のUSD/JPYは・・・

円安 : 4回
円高 : 6回
円安になるときの平均値 : およそ130銭
円高になるときの平均値 : およそ250銭
合計 : 円高方向におよそ1,000銭

確率を見ると、円高のほうがやや優勢か?という数字です。しかし、4対6ですから、ほぼ拮抗していると考えて良いでしょう。

気になる数字は、円安になるときの平均値と円高になるときの平均値です。

USD/JPYは値動きがとても大きい通貨ペアではないといえそうですが、それでも、円安と円高でこれだけの差があると、円高への警戒感を感じざるを得ません。過去10年間、6月初日に買って6月末日に決済するという取引を繰り返した場合、損失額は1,000銭(10円)です。

ただし、2015年5月のUSD/JPYは、長らく続いたボックス相場が終了して円安方向に進みました。来月もこの傾向が続くのかどうかに注目です。


なお、実は、この円高方向への1,000銭ですが、6月が1年間で最も大きい数字を計上しています。

月別で考える場合、円高方向に進みやすいとして有名なのは8月です。しかし、8月よりも6月のほうが、円高に進んだ合計値が大きいです。過去20年間を振り返っても、8月は最も円高幅が大きい月ではありません。

8月の円高になる確率も、実はあまり高くありません。8月の数字の詳細につきましては、7月末あたりに改めてご紹介します。

→ 米ドル円・ポンド円:毎月の特徴を直接トレードに生かせないか?
→ 1月の米ドル円(USD/JPY) (円安4回、円高6回)
→ 2月の米ドル円(USD/JPY) (円安8回、円高2回)
→ 3月の米ドル円(USD/JPY) (円安4回、円高6回)
→ 4月の米ドル円(USD/JPY) (円安5回、円高5回)
→ 5月の米ドル円(USD/JPY) (円安6回、円高4回)
→ 7月の米ドル/円(USD/JPY) (円安5回、円高5回)
→ 8月の米ドル円(USD/JPY) (円安5回、円高5回)