バックテストの結果を読もうとすると、投資関連の独特の用語が並んでいることに気づきます。今回は、これらの用語のうち、普段は見聞きしないだろうけれども重要だろう単語を解説します。

ここに掲載した単語を知らずにバックテストの結果を読んだりシストレを分析するのは、かなり難しいと思います。

・ 最大ドローダウン
・ プロフィットファクター
・ ペイオフレシオ
・ リスク・リターン率

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最大ドローダウン

特定の期間のうちで、利益の極大値から極小値までの差が最も大きいものを最大ドローダウンと言います。文字では分かりづらいので、下の図でご覧ください。縦軸は利益の額です。

最大ドローダウン

例えば、期間を10年間にして最大ドローダウンを計測すると、今後負けが込む場合も最大ドローダウンくらいを考えておけば良いのかな、と目途がつきます。安全を見込むならば、最大ドローダウンの1.5倍や2倍の損失があり得ると考えて証拠金を準備するのも良いでしょう。


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プロフィットファクター

計算式: (総利益) / (総損失)

プロフィットファクターは、利益の総合計を損失の総合計で割った数字です。ということは、1よりも小さい数字の場合は損失を出していることになります。このため、1よりも小さいトレード方法は採用できないということになります。

逆に言うと、この数字が大きければ大きいほど優秀な成績を上げているということになります。

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ペイオフレシオ

計算式: (利益の平均額) / (損失の平均額)

ペイオフレシオは、勝ちトレードの平均額を、負けトレードの平均額で割ったものになります。損失はマイナスですが、計算では絶対値を使います。

ペイオフレシオが1よりも小さい場合は、損失になるときの額のほうが利益になるときの額よりも大きいということです。よって、トレードの合計で利益を確保するには高い勝率が必要になります。

逆に、ペイオフレシオが高い数字の場合には、勝率が50%を下回っていても最終的に利益を残すことができます。勝率は50%超、ペイオフレシオは1よりも大きいことが理想ですが、なかなか難しいです。

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リスク・リターン率

計算式: (損益合計) / (最大ドローダウン)

リスク・リターン率は、損益の合計を最大ドローダウンで割った数字です。これは何を意味するのでしょうか。例えば、現在の損益合計が10万円だったとします。そして、最大ドローダウンも10万円だったとします。

10万円の利益を獲得していい気分だったところに、最大ドローダウンと同じ損失がやって来たとしましょう。このときの損益はゼロになってしまいます。せっかくの利益が台無しです。

リスク・リターン率は、最大ドローダウンの損失を被っても利益を残せる状態かどうかを判定できます。リスク・リターン率が1よりも大きければ、最大ドローダウンの損害を受けてもなお利益を残せるということです。よって、この数字は1よりも大きいことが望ましいです。

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