昨日、トルコリラの政策金利が発表されました。複数の政策金利のうち、最も重要な1週間物レポ金利は0.25%引き下げられて7.5%となりました。

(旧) 7.75%
(新) 7.50% 
トルコ中央銀行のステートメントを確認しましょう(引用元:トルコ中央銀行)。

・ 外需は弱いが、内需が穏やかに成長を続けている。 
・ トルコの構造改革の推進が潜在成長率を高めると予想。
・ 現在の金融政策は、コアインフレ率やインフレ期待率に良い影響を与えている。
・ コアインフレ率は下落し続けると予想。 
・ 食料とエネルギーの価格変動率が大きいことを踏まえ、金利引き下げを穏やかな水準にした。
・ 将来の政策金利はインフレ率に影響される。 

トルコの政策金利推移を振り返りましょう。2013年は4.5~5.0%で推移しましたが、2014年1月に10%にジャンプしました。日本では想像もできない状況です。その後、ジリジリと金利が引き下げられてきました。そして、今回7.5%となりました。

今回の引き下げ幅は0.25%でした。7.75%だった金利を7.5%に引き下げたことになりますが、もともとの金利水準が高いので0.25%はどれほどの効果をもっているのか、良く分かりません。ステートメントにもあるように、食料とエネルギーの価格変動率が大きいため、少しの引き下げにとどめた模様です。

ということは、食料とエネルギー価格が安定していれば、もっと大きな金利引き下げとなっていた可能性があります。

今回のステートメントの印象としては、今後も金利は引き続き下落傾向にあると判断できるでしょう。しかし、ステートメントの最後に「新しいデータ次第で金融政策が修正されることを強調します」と書いてあります。

トルコの金利は今後も下落するのがメインシナリオで良いと思いますが、経済状況が大きく変わる可能性も考慮に入れておく必要があるでしょう。

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当ブログでトルコリラについて特集記事を組んだ頃は、トルコリラ円を取引できるFX業者が少ない状況でした。このため、アクセスがとても少なくて「この特集記事は失敗だったか・・・」と後悔したものです。

ところが、セントラル短資FXに引き続きトラリピのM2Jでもトルコリラ円の取引ができるようになり、風向きが一変しました。トルコリラ円の記事を多くの方に読んでいただけるようになりました。

そして、FX業界のこの流れを受けてかどうか不明ですが、くりっく365でもトルコリラ円の取引ができるようになります。取引可能になるのは2015年5月11日(月)から、取引単位は10,000通貨、刻み幅は1銭です。

トルコリラ円の為替水準は米ドル円の半分以下ですから、10,000通貨でも必要な証拠金を抑えることが可能です。価格変動率が大きい通貨ペアですから、人気通貨ペアの仲間入りをする可能性があるでしょう。

→ トルコリラ/円の為替レート推移(全8回シリーズの第1回)

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