スイスと言えば、ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)=1.20の制限を撤廃したことに注目が集まります。しかし同時に、政策金利を大幅に引き下げてもいます。

そこで、スイスの金利の実勢レートを確認するとともに、スワップポイントの様子も確かめてみましょう。 

下のグラフは、スイス国立銀行(スイスの中央銀行)から引用しました。政策金利(3か月物LIBOR)の推移を表しています。

スイス政策金利

EUR/CHF=1.20の制限を終了した時から急落していることが分かります。マイナス圏でぐんぐん下落中です。ということは、スイスフランを売る場合のスワップポイントは大きくプラスになるのでは?と予想できます。

下の表はGMOクリック証券で10,000通貨を買うときのスワップポイント推移です。縦軸の数字は円です。グラフで読み易くするために、付与日数が1日でない場合は1日あたりのスワップポイントに調整しています。対象通貨ペアは以下の通りです。

ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)
ポンド/スイスフラン(GBP/CHF)
米ドル/スイスフラン(USD/CHF)

スイス:スワップポイント

EUR/CHF=1.20終了後に数字がジャンプしていることが分かります。スイスフランを売るポジションを持つと、獲得できるスワップポイントが大きくなるということです。

・ スイスフランを売るポジションを長期で持つ(スワップ派)と、比較的大きなスワップポイントをもらえそうだ。
・ スイスフランを含む通貨ペアは、過去最低水準を更新して安値である。

この二つを考慮すれば、スワップ派で通貨を持つチャンスかもしれません。この考えが正解なのかどうかは、将来になってから振り返れば分かります。スワップポイントが今後どのように推移するか、今後もチェックしていこうと思います。

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米ドル/円(USD/JPY)が75円だった頃のことを思い出します。

あのころにUSD/JPYを買うことは心情的に困難でした。しかし、そこで買っていれば、今頃は大きな利益を獲得できていました。今は円安だから良いですが、60円台や50円台になっていたら大変なことになっていました。よって、あの時に買う場合は、証拠金の額に対して十分に控えめな取引数量にすることが必要だったでしょう。

スイスフランに関しても似ているかもしれません。スイスフランを取り巻く状況はとても不安定です。このため、取引するという判断になった場合、取引数量は少なく、証拠金を多くして取引をすることが必要でしょう。

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