EUR/CHFでどのようにトレードできるかを考える最終回です。今回は、今までよりも大きな視点で考えましょう。

☆ 長期ロングで持ち続ける

EUR/CHFの特徴は、EUR/CHF=1.20よりも下に下がらない(だろう)ということです。そこで、EUR/CHFを思い切ってたくさん買います。そして待ちます。

どれくらい待てばよい?・・・それは分かりません。1か月かもしれませんし、1年かもしれません。そして、為替レートが上昇したら決済します。念のために損切りも設定しましょう。ゆったり為替ならばEUR/CHF=1.1985に設定します。

<トレード例>
買いのレート : EUR/CHF=1.2020
取引数量 : 100,000通貨
利食いレート : 1.2200
損切りレート : 1.1985

めでたく利益を獲得できる場合を考えましょう。得られる利益は1,800スイスフランです。
計算式: (1.2200-1.2020)×100,000

損失が出る場合は、250スイスフランです。
計算式: (1.1985-1.2010)×100,000

利益になるなら1,800スイスフラン、損するときは250スイスフラン。利大損小のとても魅力的なトレードに見えませんか?・・・ただし、問題があります。

スワップポイントがマイナスなのです。会社によってスワップポイントの大きさが違いますので一概には言えませんが、10日~20日ごとに1pipに相当する額だけ損が増えていきます。およそ1年間、360日持ち続ける場合は18~36pipsに相当する損です。

「利益を得られるときは180pipsもあるんだから、数年待っても大きく利益になる!」と前向きに考える場合は、EUR/CHFを買っても良いでしょう。「え~・・・スワップポイントがマイナス?嫌だなあ」というときは、このトレードはできないでしょう。

リスク許容度は人それぞれですので、どちらを採用しても正解です。皆様にとって望ましい方法を選択していただければ良いかと思います。

→ EUR/CHFでどのように取引すればよいだろうか(その1)
→ EUR/CHFでどのように取引すればよいだろうか(その2)

→ これからEUR/CHFはどうなる?過去の値動きから考えます。
→ どこよりも詳しい!スイス中銀の政策変更(2014年12月18日発表分)
→ 国民投票を経て、スイス国立銀行の政策はどうなった?