048336今年8月以降、USD/JPYが大きく円安に動いています。
米国の金融引き締めが視野に入ってきたからなのでしょう。

今朝の時点でUSD/JPYは108円を超えています。

IMFは、米国は来年半ばの利上げが妥当と言っていますし、このままUSD/JPYは円安に進むのでしょうか?過去25年間を振り返って考えてみましょう。

過去25年間において、米国が利上げ過程になったのは3回ありました。

・・・話を進める前に、為替レートは2国間の通貨交換比率ですから、日本についても振り返りましょう。

日本はこの25年間、概ね金融緩和が継続しています。現在も金融緩和継続中です。日銀は必要ならば追加緩和をすると発表しており、利上げの見通しは立っていません。よって、今回も過去3回と同様に、米国が利上げ過程になっても日本は金融緩和のままと仮定します。


さて、本題です。
過去3回の米国の利上げと、それに伴うUSD/JPYの動きは、「3回とも同じ」です。

(1) 米国の利上げ開始あたりまで : 円安
(2) 米国の利上げ開始あたりから : 円高(10円以上)
(3) 上記(2)の円高終了後 : 円安
(4) 米国の利上げ過程終了後 : 円安継続

(2)のとおり、過去3回においては「米国の利上げ→継続的な円安」にはなっていません。しかも、10円以上の円高を覚悟する必要があります。

現在は(1)のプロセスであると考えることが可能です。
IMFの指摘通り2015年半ばに利上げを開始するならば、そのあたりで(2)になると予想できます。
今回も同様の動きになるとの確証はありませんが、3回とも同じ動きだったので、参考になるでしょう。

なお、この分析の詳細はTrader's Spotに書きましたので、ぜひご覧ください。