無題シリーズでお送りしてきた「トルコリラ/円は買いか?」は最終回を迎えました。
今回は、トルコの経済状況を概観します。 

最初に、トルコのGDPです(縦軸の単位は1,000リラ、四半期ごとの発表) 。
トルコGDP
リーマンショック後に下落が見られますが、その後は経済が成長していることが分かります。

次に、失業率を見ましょう(縦軸の単位は%)。
トルコ失業率
リーマンショック直後に失業率が上昇するのはやむを得ないとしても、全体的に失業率が高い傾向にあります。2014年の現在は上昇傾向にあることが懸念されます。

しかし、GDPは上昇しているのに、失業率も上昇傾向とは、少々疑問です。そこで、15歳以上人口を確認しましょう(縦軸の単位は1,000人)。
トルコ15歳以上人口
15歳以上人口は一直線に上昇しています。増え方がすさまじいです。雇用者数の変化も見てみましょう(縦軸の単位は1,000人)。
雇用者数
雇用者数も増えています。しかし、人口増加の程度も大きいため、失業率がなかなか改善しない姿が見て取れます。
人口をいかに抑制するか。これが極めて大きな問題となる可能性があるでしょう。

<トルコリラ/円シリーズ>
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