無題両建て取引の利点と欠点(上)の記事で、両建て取引を概観しました。

その記事を読んだ結果、ショートが苦手だから両建てトレードを検討してみようかな、と考えたと仮定します。

次に、いつでも両建てを実行できるのか?これを考えてみます。
 
このブログ及び書籍で紹介している両建てトレードを実行するためには、以下の条件を満たす必要があります。


・過去数十年程度のチャートにおいて、現在値は安値圏にあり、年単位で見れば将来は上昇すると予想している。
・プラスのスワップポイントである。
・年単位では安値圏であるものの、売りでトレードをしたい状況である。

⇒ 歴史的安値圏にある通貨ペアで両建てすることにより、為替レートが継続して下落することによるロングの損失拡大を防いでいます。


この条件を満たす通貨ペアがあるならば、両建て取引を継続して行うことを検討できるでしょう。

また、この両建てトレードは、為替レートが下落すると予想しているのにロングを建てるという、矛盾を抱える方法ですが、ショートや損切りに対する心理的抵抗感が小さくなるという利点もあります。

このため、ショートで取引する練習として、あるいは、損切り注文を出せるようにするための練習として両建て取引を検討する、ということもアリでしょう。


最後に、書籍『両建てを極める』はブログ記事とどこが違うのか?ですが、リスク管理部分が異なります。
ブログ記事では、リスク管理部分について言及があまりありません。
書籍では、リスク管理を重視した構成になっています。

10回勝っても、次の1回の負けで破産しうるのがFXです。
いかに破産を回避するか、これはとても重要だと考えています。