納得いつの世も、相場で大儲けする人もいれば、大きく損する人もいるようです。
そして、損する人が圧倒的に多いのも事実の模様です。

チャートは手書きで株式等の売買手数料が今よりもずっと高かった時も、コンピュータが瞬時に様々なチャートを描き、手数料が極めて小さくなった現在でも、同じようです。

なぜそうなるのか、考えてみます。 
********************
株式だったら、全員勝つということは不可能ではないように思います。

例えば、ある会社が株式を発行するとします。
株式を買った人は、その株式を売却しないとします。
そして、配当が1株につき100円支払われたとします。
株式の価値は変わっていません。

このとき、その会社に投資した全員が、1株につき100円を得ています。
会社が価値を生み出し、その価値を株主に分配しているのです。

********************
FXの場合は、全員勝つということはあり得ないです。

まず、FXの取引は通貨の交換にすぎず、交換そのものは価値を生み出しません。
スワップポイントも、売買する人の間の金利調整に過ぎません。

そして、取引する度にFX取扱会社はスプレッドという名の手数料を徴収し、スワップポイントからも少しの手数料を徴収します。

この交換において、上手に立ち回れる人が多くの利益を得ます。
誰かが利益を得るとすると、その分、誰かが支払う必要があります。
FX取扱会社の収益や、その背後にいるカウンターパーティの収益の分も、誰かが支払う必要があります。

こうして、少数の人が多くのお金を得て、多数の人がお金を支払うという構図が出来上がります。


というわけで、冒頭のコンピュータや手数料は、損する人が多く存在する理由とはあまり関係がないように思います。

トレードする人は、プロ野球選手と同じような感じかもしれません。
どちらかのチームが勝てば、もう一方は負けます。
活躍した人の年俸は上がりますが、そうでなければ下がりますし、契約更新さえできないかもしれません。

野球理論は年々進化し、練習器具も改善されます。
しかし、一方が勝てば、もう一方は負けます。この構図は変わりません。


・・・そう考えると、FXは相当厳しい世界です。
軽い気持ちで取引して勝てないのは、むしろ当然なのかもしれません。

→ 損する投資家のパターン
→ トレードで稼げるようになる近道
→ FXで負ける理由(教育編)
→ 負けるトレーダーの割合が判明!