ロングとショートを同時に建てる両建ては、エントリー直後の為替レート下落と将来のレート上昇を期待しています。

為替レート上昇を期待する理由は、過去数十年間のチャート形状です。
先にショートで利益を得ようとしている現在のチャート形状では、上昇を期待することが難しいでしょう。将来のいつかの上昇に期待するわけです。

ここで、この両建てでショートする理由がスキャルピング的な感じだったと仮定します。
スキャルピングで期待できる利益: 数pips~10pipsくらい
その後のロングで期待できる利益: トレーダー次第

スキャルピングはエントリー後10秒や20秒で取引を清算するような取引で、小さな獲得利益を積み重ねます。
一方、その後のロングは小さく見ても1日単位となります。獲得利益の大きさはトレーダー次第で大きくも小さくもなります。

この場合、ショートのスキャルピングを数多くこなしますと、未精算のロングが数多く積みあがる可能性があります。 

スキャルピング以外の時間軸でも、未精算のロングが積みあがる可能性はあります。
しかし、1トレードあたりの利益が少ないスキャルピングの場合は、必要保証金が多額になる割に獲得利益が少ない。
そのような状況になりやすいのではないかと予想します。

一方、ショートする理由がスキャルピングでなくてもっと長期、例えば週足のチャート分析の場合、トレード機会が1年に数回しかないかもしれません。
1年のうち多くの時間を、何もしないで待ち続けることになります。

このため、この取引でもっとも取り組みやすい時間軸は日足ではなかろうかと予想します。