FXゆったりトレード派

のんびりFXトレードすることを目指すブログです。

2013年09月

トレード方法(十分な数量のロングを先に建てる両建て)

十分な量のロング(買い)を先に建てる両建てについて説明します。

無題
条件:
・過去数十年程度のチャートにおいて、現在値は安値圏にあり、年単位で見れば将来は上昇すると予想している。
・プラスのスワップポイントである。
・年単位では安値圏であるものの、日・時間・分単位では売りでトレードをしたい状況である。

トレード方法:
・過去最低値まで下落しても保証金が耐えられるだけの数量でロングを建てます。
・ロングの数量を上限として、自由にショート(売り)でトレードします。

意図:
トレードしようとしている人は、何らかの理由で下落を予測し、売りたいと考えています。
一方、超長期(過去数十年)で見れば、現在は安値圏にあるため、長期で考えれば上昇するだろうとも予想しています。そこで、両建てです。 

1 トレードが成功する場合(その1)
 自由にショートでトレードしてください。ショートが成功したとき、利益になります。

2 トレードが成功する場合(その2)
 ショートしたポジションで利益を得られずにレートが上昇する場合、そのポジションは含み損を抱えます。
 しかし、先に十分な量のロングを建てており、これは含み益になります。
 (ショートの数量) < (ロングの数量) ですから、上昇すればするほど、含み益が増えます。

 ショートのトレードは失敗しているのに、合計では利益が増えています。
 ロングの数量をショートの数量よりも多くなるようにしてください。

3 トレードが成功する場合(その3)
 (ショートの数量) < (ロングの数量) ですから、スワップポイントで利益を確保できます。

こうして考えると、ショートを建てた後に下落しても上昇しても利益になるという、素晴らしい状況になります。

欠点:
このトレード方法にも欠点はあります。

・ロングを建てたときのレートよりも低いレートでショートを数多く建てた後で、為替レートが上昇するとき。このときは、レートが上昇すると含み損となる場合があります。
できれば、ロングを建てたレートよりも上でショートをします。しかし、あまり神経質にならなくても良いでしょう。

・過去最安値を超えてさらに安値圏へ下落し続けてしまう場合、売りのポジションは清算済みですが買いのポジションは持ち続けていますので、含み損が膨らんでしまいます。
(過去数十年の安値圏で買っているのですから、含み損はある程度限定的だろうと予想しますが、保証金の額に十分に注意を払う必要があります。)

別の記事でAUD/CHFを使って実践例を書いてみましょう。

実践例(AUD/CHFその2 チャート)

下のグラフは、AUD/CHF(オーストラリアドル/スイスフラン)の推移です。
1994年1月から2013年9月まで、およそ20年間の月末レートをもとにグラフを作成しました。

無題

AUD/CHFは概ね0.7~1.1の間を行ったり来たりしていることが分かります。
リーマンショックのとき、0.69台までスイスフラン高が進みました。グラフは月末レートですので0.7台に見えますが、注意が必要です。

これを見て、2013年9月時点のレート0.85は割安だと判断したと仮定します。
また、スワップポイントは継続してプラスを維持しています。
そこで、0.85でロングを建てます。

次は、日足ローソク足のチャートです。
2013年4月から9月までの6か月間です。

無題
pin bar が売りを示唆している部分を赤で囲みました。
「pin bar が売りを示唆したらとにかく売る」という強引なトレードをしても、多くの場合で勝っていることが分かります。

この6か月間は下落トレンドでしたので、どこで売りをしても勝つことができたと言えます。しかし、そもそも売りのトレードが苦手だというトレーダーにとっては、売ること自体が難しいでしょう。

この両建てトレードでは、売った後で利益を確定できずに上昇に転じても、すでに建てたロングの含み益のほうが大きくなります。よって、売りの失敗を恐れずにトレードすることができますから、下落トレンドでしっかり稼げるでしょう。

上昇トレンドだったらどうでしょうか?このときも、躊躇なく売り込みましょう。

この両建てトレードは「レートの上昇=含み益の増加」です。売りトレードの負けは心配しないで売りましょう。
ただし、上昇トレンドでの売りですから、利益は小さくしましょう。大きく利益を確保しようとすると、レートが反転上昇してしまって清算ポイントを逃してしまいます。

大きな損失確定は嫌、ショート(売り)は苦手

無題FXで成功しようと思えば、ストップ設定(損失確定の清算)は避けて通れない道のように思えます。
損失確定の清算が不要なのはスワップ派かトラリピで、かつ安全度を高くした場合くらいだと思います。

しかし、できることなら損失確定の清算が不要なトレードをしたいです。

また、売り(ショート)が苦手だという人も多いかと思います。
ショートは慣れれば買い(ロング)と同じようにトレードできますが、 人によっては難なくできるようになるまでに時間を要するでしょう。

両建て取引をすれば、これらの問題が解決できるかもしれません。

・ 損失確定の際、損失額を少額に抑えられる。あるいは、損失確定しても合計では利益を得る状況にできる。
・ 通常よりもストレスが少ない状態でショートができる。

もちろん、完全無欠なトレード方法などありませんので、注意すべき点がいくつかあります。
この両建てトレード方法も「両建て必勝法」「両建ての極意」と書いてしまいたいところですが、それは大袈裟です。
しかし、欠点を補って余りある利点がある方法だと思います。

今回紹介するトレード方法が皆様の参考になれば幸いです。 

実践例(AUD/CHFその1)

「十分な数量のロングを先に建てる両建て」の方法を使って、AUD/CHF(オーストラリアドル/スイスフラン)の取引を考えてみます。

無題

AUD/CHFは過去数十年にわたって、おおむね0.70~1.10の間で動いています。
しかし、多くの期間は0.90よりも上のレートで推移しています。
また、スワップポイントは継続してプラスを維持しています。

2013年9月現在のレートは0.85前後で推移しており、過去数十年の値動きを考えますと、将来再び0.90を超えるだろうと予想したと仮定します。

AUD/CHF=0.85のとき、1万通貨を買うために必要な保証金は0.85×10,000×0.04=340(スイスフラン)です。
過去最低値は0.69くらいですので、もう一度0.69になっても耐えられるように、保証金を加えます。
(0.85-0.69)*10,000=1,600(スイスフラン)です。

1万通貨のロングを建てるために、合計額の1,940スイスフランを準備しておきます。20万円くらいです。
これで、とりあえずはリーマンショック級の暴落がもう一度訪れても、何とか耐えられるという感じになります。
0.69にはもうならないよ、と考える場合は、保証金の額を減らすことができます。

あとは、1万通貨よりも少ない数量でショートを自由に取引します。

8,000通貨や9,000通貨で取引すると、2回の取引で1万通貨を超えてしまいます。ここは、1,000通貨でショートしましょう。

2回、3回とショートの取引が失敗しても問題ありません。次々に取引できます。
「失敗=為替レートの上昇」を意味しますから、すなわち含み益が増えます。
ショートが成功すれば確定利益がありますし、どちらに転んでもいい感じです。

では、次に、実際のチャートで検証してみます。 


両建てに適した会社(くりっく365以外)

(最終更新日:2015年11月15日)

建玉整理やスワップポイントの特徴により、両建て取引には「くりっく365」が有利です(取引手数料が無料になる会社で取引しましょう) 。

しかし、くりっく365では不都合な場合があります。

○ くりっく365で取り扱っていない通貨ペアで両建てしたいとき

くりっく365では取引できないのですから、他社を探すしかありません。両建て取引ができる他社を決める際の基準はいくつかあるでしょう。下のすべての基準を満たすことができない場合は、優先順位をつけて探すことになります。

1) スプレッドが小さいこと
スプレッドはコストです。コストは小さいほうが望ましいです。

2) 買い・売りでスワップポイントの差が小さいこと
スワップ派の場合、スワップポイントが大きい会社を探すことが多いでしょう。両建ての場合は、買いのスワップポイントと売りのスワップポイントの差が重要です。この差が小さいほど、損失も小さくなります。

3) 保証金がMAX方式であること 
両建て取引は、買いと売りの両方のポジションを持ちます。買いと売りの証拠金のうち、多い方の額のみを必要とする(MAX方式を採用する)会社がある一方で、買いと売りの両方のポジションの証拠金が必要な会社もあります。

もちろん、MAX方式を採用する会社を探すことになります。 


また、くりっく365以外で両建て取引をしたい理由として、取引単位を1,000通貨単位以下にしたいということもあるかもしれません。

くりっく365の取引単位は10,000通貨単位です(ラージは10万通貨単位)。1,000通貨単位やさらに小さい単位で取引したいと考えるならば、くりっく365以外で探すほかありません。 

とにかく取引単位を小さくしたいならば、SBI FXTRADEが選択肢になります。SBI FXTRADEの最小取引単位は、1通貨単位です。1ドル、1ユーロから取引可能です。

1,000通貨単位を採用する会社は複数ありますが、さすがに1通貨単位を採用する会社はなかなかありません。
検討するに値するでしょう。


最適な時間足(ロングとショートを同時に建てる場合)

ロングとショートを同時に建てる両建ては、エントリー直後の為替レート下落と将来のレート上昇を期待しています。

為替レート上昇を期待する理由は、過去数十年間のチャート形状です。
先にショートで利益を得ようとしている現在のチャート形状では、上昇を期待することが難しいでしょう。将来のいつかの上昇に期待するわけです。

ここで、この両建てでショートする理由がスキャルピング的な感じだったと仮定します。
スキャルピングで期待できる利益: 数pips~10pipsくらい
その後のロングで期待できる利益: トレーダー次第

スキャルピングはエントリー後10秒や20秒で取引を清算するような取引で、小さな獲得利益を積み重ねます。
一方、その後のロングは小さく見ても1日単位となります。獲得利益の大きさはトレーダー次第で大きくも小さくもなります。

この場合、ショートのスキャルピングを数多くこなしますと、未精算のロングが数多く積みあがる可能性があります。 

スキャルピング以外の時間軸でも、未精算のロングが積みあがる可能性はあります。
しかし、1トレードあたりの利益が少ないスキャルピングの場合は、必要保証金が多額になる割に獲得利益が少ない。
そのような状況になりやすいのではないかと予想します。

一方、ショートする理由がスキャルピングでなくてもっと長期、例えば週足のチャート分析の場合、トレード機会が1年に数回しかないかもしれません。
1年のうち多くの時間を、何もしないで待ち続けることになります。

このため、この取引でもっとも取り組みやすい時間軸は日足ではなかろうかと予想します。 

くりっく365実践例(EUR/CHF両建て)

くりっく365|外国為替(FX)

ロング(買い)とショート(売り)を同時に建てる両建て方法を利用して、具体的な通貨ペアでの取引を考えてみます。

例) EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)続きを読む

トレード方法(ロングとショートを同時に建てる両建て)

ロング(買い)とショート(売り)を同時に建てる両建てのトレード方法を書きます。

買いのトレードは躊躇なくできるのに、売りは得意でないという方は多いだろうと思います。
以下のトレードならば、売りのトレードが思いっきりできるかもしれません。 

無題
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