博士ネコ2FX業者の業績を語るとき、「最近は為替レートの動きが小さく、取引が少なかったため・・・」だったり、「値動きが大きかったために取引も活発になり・・・」という趣旨の言葉が使われることがあります。

実際はどうなのか、確認しましょう。 

下の表は、くりっく365の2016年1月の取引数量が、前月比でどれくらい増減があったかを書いたものです。豪ドル/円(AUD/JPY)が前月比で2倍以上に増えていることが分かります。一方、ユーロ/円(EUR/JPY)は前月比で取引量にほとんど変化がありません。

201602くりっく365取引数量

そこで、豪ドル/円(AUD/JPY)の日足チャートを確認してみましょう。トライオートのチャートからの引用です。

20160217audjpy日足


補助線が3本引いてあります。1の部分は2015年12月、2の部分は2016年1月です。2の方が明らかに値動きが大きいことが分かります。念のため、月間の高値と安値を比較しますと・・・

2015年12月: 440銭くらい
2016年1月: 860銭くらい

値動きの幅に2倍くらいの差があります。値動きが大きい時に取引数量が多くなるという話は正しいようです。同様に、ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)とユーロ/円(EUR/JPY)の「高値-安値」を比較しましょう。

ニュージーランドドル/円(NZD/JPY):
2015年12月: 370銭くらい
2016年1月: 860銭くらい

ユーロ/円(EUR/JPY):
2015年12月: 490銭くらい
2016年1月: 640銭くらい

ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)の取引数量も、豪ドル/円(AUD/JPY)と同様に増えています。そして、値動きもとても大きくなっています。

一方、ユーロ/円(EUR/JPY)は、取引数量にあまり変化がなく、価格変化の大きさについても、ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)などと比べれば大きな差がありません。

結論

よって、「値動きが大きくなると取引数量も多くなる」は正しいだろうと思います。値動きが大きいときにトレードする際の注意点としては、値動きが大きいので取引数量を少なめにすべきだろうということです。

いつもと同じ感覚でトレードしていたら、思いのほかに値動きが大きくて損益が大きくなり、予想外の損失を計上する可能性がありますので気を付けましょう。

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