FXゆったりトレード派

のんびりFXトレードすることを目指すブログです。

NZD/CHFのロング(その4)

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの8回目です。

前回の検討で、NZD/CHFを2年間保有するとき、全てが順調ならば、利益率が90%近くになるという結果が出ました。

今回は、このシナリオがうまくいかない場合を考えます。


リスク1: ニュージーランドの景気が腰折れして、金利上昇が止まる。

十分ありうるシナリオです。
今後2年間で政策金利が上昇し続ける見込みとはいえ、ニュージーランド準備銀行の確約ではありません。


リスク2: 金利や世界情勢は安定しているのに、なぜか為替レートが上昇しない。

これもあり得ます。
為替レートは金利だけで決まるものではありません。
しかし、大きく下落しないならば、スワップポイントで利益を得られるでしょう。


リスク3: 何らかの世界的危機が発生し、NZD/CHFが急降下する。

これが、最も怖いです。
リーマンショックやギリシャ危機のような事態が再発すると、為替レートの急降下もあり得ます。

**********

上に書いた以外のリスクもあるでしょう。
必ず儲かるトレードは存在しませんので、どの程度のリスクならば許容できるかを考えながら、慎重に取引する必要があるでしょう。

また、取引で損しても私は何の責任も負えませんので、ご自身の判断と責任においてトレードの実施をお願いします。

次回がこのシリーズの最後です。


NZDシリーズ
その1: ニュージーランド金利上昇の理由
その2: NZDの長期保有で稼げるか(その1) 
その3: NZDの長期保有で稼げるか(その2)  
その4: NZDの長期保有で稼げるか(その3) 
その5: NZD/CHFのロング(その1) 
その6: NZD/CHFのロング(その2)
その7: NZD/CHFのロング(その3)

NZD/CHFのロング(その3)

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの7回目です。

前回は、NZD/CHFの上昇目途を検討しました。
今回は、保証金をいくら積んでおくべきかについて考えます。

私のスタンス、すなわち、含み損はやむを得ないが強制清算は避けたいという場合、少なくとも、過去最低値まで下落しても耐える保証金を準備することになります。 

もちろん、過去最低値をさらに大きく下回る場合もあるかもしれませんが、あまりに保証金を積み過ぎると利益率が悪くなります。
そこで、いくら積むかはトレードする人のリスク許容度によるでしょう。


さて、以上の内容でロングを建てるときに必要な保証金を考えてみます。

為替レート: 0.7600
取引数量: 10,000通貨単位
過去最低値: 0.57
必要保証金: CHF2,204 

過去最低値まで下落しても耐える保証金として、1万通貨あたり2,204スイスフランとなりました。

仮に、0.90で利食いした場合の利益は、スワップポイント抜きで1,400スイスフラン。

現時点のスワップポイントは、1万通貨あたりおよそ0.5スイスフランです。
スワップポイントは次第に上昇すると見込まれます。

そこで、スワップポイントの平均値を0.75として2年後に利食いできると仮定する場合、
スワップポイントの利益は 0.75 × 365 × 2 = 547.5 スイスフランです。

利食いの利益とスワップポイントの利益合計は、1,400 + 547.5 = 1,947.5 スイスフランです。
利益率は、1,947.5 ÷ 2,204 = 0.884 ・・・88.4%です。

悪くない数字です。 

次回、このトレードの死角を検討します。 


NZDシリーズ
その1: ニュージーランド金利上昇の理由
その2: NZDの長期保有で稼げるか(その1) 
その3: NZDの長期保有で稼げるか(その2)  
その4: NZDの長期保有で稼げるか(その3) 
その5: NZD/CHFのロング(その1) 
その6: NZD/CHFのロング(その2)

NZD/CHFのロング(その2)

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの6回目です。

ニュージーランドとスイスの政策金利は、NZD/CHFでロングを持つのに好都合でした。
次に、為替レートを考えてみます。

青線は為替レートの推移、赤線は補助線です。
為替レートは、毎月の値をエクセルでグラフ化したものです。 
NZDCHF補助線あり
このチャートを見ますと、過去20年間の最高値は1.05弱くらい、最安値は0.6弱です。
平均値は0.83弱くらいです。

現在のNZD/CHFは0.75前後ですので、過去の平均値よりも低い水準にあります。
買いやすい水準にある、と考えることが可能かもしれません。

では、世界情勢が今後安定してNZD/CHFが上昇する場合、1.05まで期待できるか?
これには注意が必要だと思います。

というのは、1997年の高値と2007年の高値を比較すると、2007年のほうが低いためです。
補助線を引きますと、長期的には高値が下がるトレンドだと分かります。
(長いほうの赤線です)

このため、今後高値を狙う場合は、このトレンドを参考にしながら利食いポイントを探ることになるでしょう。


次に、もう少し範囲を狭くして、2010年以降で考えます。
NZD/CHF=0.8000付近から上昇できずに反落している様子が分かります。

このため、今後もしばらく0.7台をウロウロすることになるかもしれません。
教科書的に言えば、この相場の壁を越えれば、すーっと為替レートが上昇することを期待できます。 


NZDシリーズ
その1: ニュージーランド金利上昇の理由
その2: NZDの長期保有で稼げるか(その1) 
その3: NZDの長期保有で稼げるか(その2)  
その4: NZDの長期保有で稼げるか(その3) 
その5: NZD/CHFのロング(その1)
 

NZD/CHFのロング(その1)

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの5回目です。

前回ようやく、候補としてNZD/CHFが挙がりました。
そこで、今回はNZD/CHFについて考えます。

まず、ニュージーランドとスイスの政策金利比較をすることにより、スワップポイントの傾向を把握しましょう。
赤線: ニュージーランド
青線: スイス
nz、ch政策金利
ニュージーランドの現在の政策金利2.75%は、ニュージーランドの歴史から見れば低金利です。
しかし、スイスはそれよりもずっと低い金利です。

そして、政策金利の方向性は以下の通りです。
ニュージーランド: 今後2年で2%程度上昇見込み
スイス: 今後の動向によっては、マイナス金利もありうる

方向性は全く反対です。
ロングを保有し続ける観点から見ると、好都合です。

今後も、予見できる将来において、金利逆転は考えることが難しい状況です。

現在のスワップポイントはプラス。
今後はその値がさらに大きくなることが予想されます。

なお、スワップポイントの算出には、本来はフォワードレートとスポットレートの差を用いますが、簡易的に政策金利を用いています。

次回は、長期チャートを用いて検討します。


NZDシリーズ
その1: ニュージーランド金利上昇の理由
その2: NZDの長期保有で稼げるか(その1) 
その3: NZDの長期保有で稼げるか(その2)  
その4: NZDの長期保有で稼げるか(その3) 

NZDの長期保有で稼げるか(その3)

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの4回目です。
NZDを含む通貨ぺアのロングで2年間保有。これで稼げそうな通貨ペアを探します。

6.NZD/GBP(ニュージーランドドル/イギリスポンド)
NZDGBP
この通貨ペアでも、過去最高値圏にあります。ロングを長期で持つことは難しそうです。


7.NZD/CHF(ニュージーランドドル/スイスフラン)
NZDCHF
これはロングを長期で持っても良いかもしれません。
現在の為替レートは過去安値圏とは言えませんが、高値圏でもないためです。

NZDの相手方の通貨が、世界最強通貨のスイスフランというところが気になるところです。

次回は、NZD/CHFについて考えてみます。


NZDシリーズ
その1: ニュージーランド金利上昇の理由
その2: NZDの長期保有で稼げるか(その1)  
その3: NZDの長期保有で稼げるか(その2)  

NZDの長期保有で稼げるか(その2)

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの3回目です。

昨日に引き続き、ニュージーランドドルを2年程度持ち続けて利益を得られそうな通貨ペアがあるかどうか、調べてみます。

NZD/JPYとNZD/USDは採用することが難しそうだという結果になりましたので、マイナー通貨ペアに範囲を広げます。

3.AUD/NZD(オーストラリアドル/ニュージーランドドル)
audnzd
オーストラリアの景気は足踏み状態、ニュージーランドは好景気で政策金利上昇中。
このため、史上最安値を伺う勢いです。

AUD/NZDの場合はロングでなくてショートを持つことになりますが、最安値近辺にある状況で2年間継続してショートを持つことは難しいかもしれません。


4.NZD/EUR(ニュージーランドドル/ユーロ)
NZDEUR
ユーロの導入は1999年1月からですので、このグラフも同じ時期から作りました。
対ユーロでもやはり、NZDは高値の水準にあります。

ユーロ圏も緩慢ながら景気回復に向かっていることを考えますと、この通貨ペアのロングを長期で持つことは難しいかもしれません。


5.NZD/CAD(ニュージーランドドル/カナダドル)
NZDCAD
この通貨ペアでは、NZDの急伸ぶりが目立ちます。
最近のカナダドルは、その弱さが目立ちます。
最弱通貨かと思われる円に対してさえ、最近は弱くなりつつあります(=円高に振れつつあります)。

**********
ニュージーランドが政策金利を引き上げることは、かなり以前から知れ渡っていました。
このため、すでに為替レートに反映されてしまって、なかなか通貨ペアが見つかりません。

次回も、引き続き調べます。 


NZDシリーズ
その1: ニュージーランド金利上昇の理由
その2: NZDの長期保有で稼げるか(その1)

NZDの長期保有で稼げるか(その1)

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの2回目です。

ニュージーランドの政策金利は、今後2年間で2%ほど上昇する見込みとなりました。

政策金利の上昇は、通貨の上昇要因です。
そこで、スワップポイントも期待できますし、これから2年程度ロングを持ち続けて利益を上げられそうな通貨ペアがあるかどうか、探してみます。


1.NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)
最初に、NZD/JPYの推移を見てみましょう。過去20年程度のチャートは下の通りです。
毎月の為替レートをエクセルでグラフ化したものです。
nzdjpy
現在のNZD/JPYレートは、過去最高値をうかがう水準です。

そして、日本の政策金利上昇は目途さえ立たず、ニュージーランドは上昇基調。
このため、さらなる為替レート上昇を期待できるのかもしれませんが、為替レートは金利だけで決まるものではありません。

よって、何かのショックで下落する可能性を考えると、NZD/JPYのロングで長期間持ち続けるのは躊躇してしまうかもしれません。


2.NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)
次に、NZD/USDを見てみましょう。
NZDUSD
NZD/USDは、過去最高値あたりに位置しています。

ニュージーランド準備銀行は、現在の為替レートは長期的に見て維持できないという立場です。
米国の景気回復傾向を勘案すると、これ以上の為替レート上昇を期待してロングを持ち続けるのは危険かも知れません。

次回も、NZDを含む通貨ペアの検証を続けます。


NZDシリーズ
その1: ニュージーランド金利上昇の理由

ニュージーランド金利上昇の理由

今回からしばらく、NZD(ニュージーランドドル)について書いてみます。

先日のニュージーランド準備銀行による政策金利0.25%の引き上げは、市場の予想通りでした。
今後2年間で金利を2%引き上げる旨が公表されています。

2.5%から2%の上昇ですから、4.5%です。

ニュージーランドの過去の一般的な水準から見れば、まだまだ低いものの、世界的な低金利下での4.5%はとても高い数字です。

下のグラフは、ニュージーランドの過去の政策金利推移です。
右端の赤矢印は、予測です。
NZ政策金利

さて、普段私たちが目にするニュースは、中央銀行発表の内容を要約したものになります。
1から10まで完璧に報道する時間はありませんし、そんなことをしていると、他のニュースを配信することができなくなってしまいます。


そこで、ニュージーランド準備銀行のステートメントを確認しましょう。
日本のニュースでは省略されてしまった情報が眠っているかもしれません。

一般的な内容は他のニュースサイト等で読んでいただくとして、ニュースになっていないけれども興味深い情報を探します。

・ ここ18か月間の移民流入が、住宅と消費の需要を押し上げた。 
・ 政府による住宅規制と金利上昇によって需要は落ち着くだろうが、移民流入によって相殺されるだろう。
・ 乳製品価格が高値で推移している。

なるほど。ニュージーランドは移民を積極的に受け入れているようです。

試しに "immigration nz" を検索すると、トップにニュージーランドへの移住についてのページが表示されます。
詳しくは読んでいませんが、ニュージーランドは移民の受け入れに肯定的なようです。

世界の景気回復の足取りがまだ不完全な中、ニュージーランドは好景気、むしろインフレを警戒しなければならないほどである理由の一端は、移民にあるようです。


また、乳製品価格が高値で推移しているとありました。
酪農関係はニュージーランドの生産において重要な位置を占めます。
そういえば、日本でも牛乳の値段が上がったような気がしますが、円安の影響かと思っていました。

下に、乳製品の国際価格の推移を添付します。
引用元は、一般社団法人Jミルクのウェブサイトです。 
乳製品の国際価格
リーマンショックでいったん下落するもの、短期間で復活。
再び下落するものの、再度復活して現在に至る様子がよくわかります。
 

私のトレードは失敗だらけ

無題このブログで書いている内容は、小難しいというか、敷居が高いというか、そんな記事が多いです。

というわけで、このブログを書いている私は儲けまくっているのでは・・・というと、そうでもありません。
過去には、素晴らしい経験(?)をしています。



☆ 素晴らしい経験(?)その1:
GBP/JPYのロングを118円台で清算してしまった。

現在のポンド円は170円前後です。現在のレートで見ても遺失利益は大きい・・・と言いますか、実現損が大きかったです。
超長期のチャートを見ると、史上最低値付近でロングを清算するという、冗談としか思えない行動に出ています。

当時は、もっと下がると思ってたんです。これ以上下がったらマズイな・・・で、清算。
記憶から消去したいトレードの一つです。


☆ 素晴らしい経験(?)その2:
2007年くらいにロングを建てたUSD/JPYを延々と持ち続け、含み損が激増。

下落しても、いわゆる押し目だろう・・・なんて都合よく考えていました。
下落→ガーン→さらに下落→思考停止→さらに下落→塩漬け→結局、損切りで終了

これも、記憶から消したいトレードの一つです。


☆  素晴らしい経験(?)その3:
EUR/CHFで1.20の下限設定以降、トラリピで稼ぎつつ、大量のロングを建てました。
しかし、ロングがマイナススワップになったので清算したところ、しばらくしてから爆上げ。


10pipsくらいでチマチマと手動トラリピで稼いでいたのに、ロングを清算したら、しばらくして数百pips上昇の大フィーバー。凹むことこの上なし。


・・・と、こんな感じの失敗例は枚挙にいとまがありません。
おそらくですが、ウェブや雑誌で「やってはいけない失敗例」として掲載されるような内容の失敗は、全て体験済みです。

成功するかどうかの境目は、失敗してもしつこく食らいつけるかどうかにかかっているのでは?と思います。

ちなみに、今となっては笑い話ですので、冒頭の絵は笑顔にしました。

「安値で買う方法」と一攫千金トレード

以前、このサイトで販売していたテキストに、安値で買う方法を書いていました。
私のようなゆったりトレード派にピッタリ、かつ安値で買えるのでお気に入りです。

このトレード方法を使うと、過去最低値までレートが下落しても耐える保証金に対して、利益は数倍以上を狙えます。
(→ テキストに沿ってロングを建てた時の利益

というわけで、安値で買う方法を使ったトレードは、一攫千金トレードに近いかもしれません。 
安値で買う方法の欠点(?)を書きますと、

・ 利益の獲得までに何年かかるか分からない。1年以内かも知れないし、5年後かもしれません。

・ 長期的に考えるので、利益全額を再投資するに際して、税金の問題が出てくるでしょう。 

一攫千金トレードと比較すると欠点のように見えますが、こんなに楽にトレードできる方法はなかなかないと思います。
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プロフィール
ゆったり為替ゆったり為替

FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。
FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。
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